スカートの種類

レディースのアパレルファッションコーデに欠かせないスカートですが、種類は様々です。

こちらでは、スカートの種類を「丈」「デザイン」「素材」の3つに分けて解説します。

【丈別】スカートの種類

スカートの丈は、与える印象に大きな影響を及ぼす要素です。

＜ミニ～ミディ丈＞

膝上10cm以上のミニスカートは脚元をすっきりと見せ、活気のある印象を演出できます。

膝と同じ、あるいは膝が隠れるくらいの膝丈スカートは程よい肌見せができますので、女性らしい印象を与えるアイテムです。年齢に関係なく着用しやすい丈であり、ビジネスやフォーマルシーンでも活躍します。

ミディスカートは膝下丈のスカートで、体型を気にしている方でも悩むことなく着られて、上品な印象を与えられます。シャツやセーター、ベストなどどんなトップスとも相性がよく、1枚あると便利なアイテムです。

＜ミモレ丈～マキシ丈＞

ミモレ丈のスカートは、ふくらはぎの中間ぐらいまで隠れます。上品な印象を持たせられるうえに、太く見えがちなふくらはぎを隠して足首など足の細い部分を見せられるため、脚長・美脚効果も期待できるアイテムです。

足首上までのロング丈スカートは、くびれた足首をアピールし、下半身をすっきり見せられます。様々な靴との相性もよく、カジュアルから上品なスタイルまで幅広い着こなしが可能です。
くるぶしまで脚が隠れるマキシ丈スカートはボリュームが出ますので、華やかな印象を与えられます。

【デザイン別】スカートの種類

スカートのデザインは多数の種類がありますが、こちらでは代表的な3種類をご紹介します。

＜タイトスカート＞

腰から裾まで体にぴったりと密着するデザインですので、女性らしい魅力を引き立てるスカートです。大人っぽくエレガントな印象を与えるため、オフィスカジュアルにも適しています。

＜プリーツスカート＞

ウエストから裾まで、ヒダを折り重ねたデザインが特徴的なスカートです。プリーツが入ることで縦のラインが強調され、着やせ効果が期待できます。繊細で上品な印象を与え、大人の女性らしい魅力を引き出してくれるアイテムです。

＜Aラインスカート＞

丈は膝下より長く、裾が広がる「A」の字のようなシルエットですので、ウエストを細く見せる効果があります。スタイリッシュな印象を演出するとして、1960年代初めから人気のデザインです。

【素材別】スカートの種類

スカートの素材にも様々な種類がありますが、こちらではチュール、レース、レザーについてご紹介します。

＜チュールスカート＞

透け感のあるチュール素材を使用し、ふんわりとした印象を強調するスカートです。この素材は甘めのコーディネートに適しており、女性らしいスタイルを際立たせます。大人っぽい印象を出したい方におすすめなのは、ワンピースとのレイヤードコーデです。

＜レーススカート＞

透け感のある繊細なレース素材を使用したスカートで、特に優れているのが品格を高める点です。シアーなレース素材は、春や夏などの暖かい季節におすすめできます。エレガントなスタイルを演出でき、かわいらしさと上品さを組み合わせたコーディネートに仕上げやすく、カジュアルなトップスとも相性は抜群です。

＜レザースカート＞

ハードな印象を前面に押し出す強めのテイストが持ち味ですので、カジュアルコーデに合わせるのが一般的です。防寒効果もありますので、特に秋から冬の寒い季節に人気を集めています。

スカートの上手な着こなし方について

スカートの着こなしは、デザインによって大きく変わります。例えばロング丈デザインのスカートは下半身が重たい印象があり、全身のバランスが悪く見えがちです。この場合、ハイウエストのスカートを選ぶと脚が長く見え、スタイルのよいファッションに仕上がります。

また、スカートを選ぶ際は、シルエットだけでなく素材にも着目してください。素材によっても全体の印象が変わります。大人っぽく上品に仕上げたい場合は、光沢感のあるサテン素材が最適です。一方、かっちり感やおしゃれ感を強調したい場合は、ハードなレザー生地が適しています。

さらにスカートスタイルをスタイリッシュに仕上げたい場合は、ヒール付きのパンプスを選ぶのがおすすめです。スカートの裾から足首をチラ見せすることで、すっきりとした印象を与えられます。