オフィスカジュアルの基本的なルール

一般的にオフィスカジュアルとは「スーツほどフォーマルすぎずカジュアルさを取り入れた服装」のことです。

オフィスカジュアルの基本的なルールとして、以下の3点が挙げられます。

上品で清潔感のある服装を選ぶ

取引先はもちろん、会社内の方にも不快感を与えないようにするのがポイントです。清潔感だけでなく上品さも重要で、ブラウスやシャツを取り入れると上品に仕上げられます。

会社の雰囲気・規則に合わせる

通勤コーデで迷ってしまった場合は、会社の雰囲気に合わせることも一つの方法です。カジュアル寄りなのか、フォーマル寄りなのかは会社によって異なります。おすすめの方法は、上司などの服装をチェックして、柄やカラー、アイテムのチョイスを参考にすることです。

また、会社によっては規則が設けられているケースもありますので、事前に上司に聞いておく必要があります。

ビジネスシーンに合わせてカジュアルダウンする

一口にオフィスカジュアルといっても、あくまでビジネスシーンで着用しますのでカジュアルすぎてはいけません。派手なカラー・デザイン、高すぎるヒール、生脚は一般的にもマナー違反とされるため注意が必要です。

オフィスカジュアルのポイント

オフィスカジュアルをおしゃれに着こなすためには、ポイントを押さえておくことが大切です。

露出度の高い服は避ける

肩や胸元、足が大胆に出ているような過度な露出はビジネスシーンではマナーとしてNGです。目のやり場に困ってしまう方もいれば、不快に感じる方もいます。企業のイメージダウンや社内の秩序を乱す原因にもなるため露出度の高いアイテムは選ばないほうが賢明です。

特に次のようなアイテムは避けてください。

• ミニ丈のスカート
• ショートパンツ
• オフショルダー
• 透け感のあるトップス・ボトムス

ベーシックなカラーやデザインを選ぶ

原色に近いレッド系、イエロー、グリーンなどは、ビジネスシーンに適していません。おすすめなのは、白・黒やブラウン、ネイビーといったベーシックなカラーです。ダークトーンのカラーばかりだと重くなりますので、差し色で派手すぎないカラーやトレンドのアイテムをプラスするとよりおしゃれに仕上がります。

また、アニマル柄、派手な花柄、ボーダーなどは避け、無地や小ぶりで控えめな柄を選ぶことも大切です。

アイテム選びに気をつける

オフィスカジュアルでは、アイテム選びにも注意してください。スーツほどかっちりしなくてよいとはいえ、カジュアルダウンしすぎるのもよくありません。

次のようなアイテムはカジュアルに偏りやすいため、避けたほうが無難です。

• パーカー
• Tシャツ
• 網目の大きいニット
• 柄物のトップス

オフィスカジュアルは、フォーマルさは少し残しつつカジュアルな要素も取り入れ、バランスを持たせるのがポイントです。シャツ、ブラウス、ジャケット、カーディガンにフルレングスのパンツやミディアム丈のスカートなどを組み合わせると清潔感もあり、上品な印象に仕上がります。

シワを活かしたワッシャー加工のシャツがありますが、シワがあるとだらしない、あるいは不潔な印象を与えやすいため注意しましょう。

通販サイトでオフィスカジュアルに適した服をまとめて購入しておくと、1週間のコーディネートを組みやすくなります。